ごろごろトレーダー

ソファーでごろごろ寝転がってトレードするナマケモノ

ソファーでごろごろ寝転がってトレードするナマケモノ

移動平均線が動く!?

移動平均線は動きます・・・・
そんなバカな!?って話ですが本当です
これでちょっと苦労しております

みなさんご存知と思いますが、移動平均線の計算式は
例えば5SMA(5本単純移動平均線)の場合は
5本の終値÷5本
で算出されます
あたりめーじゃねーかー!って話ですが、問題は、
現在の足はまだ動いている
ということです
終値として定まってないんですね~ですから現在値を仮に終値として計算して算出されています
つまり、現在の足が上がれば移動平均線も上がります
現在の足が下がれば移動平均線も下がります

5分足とか15分足だとそんなに変わらないかも知れませんが、4時間足となりますと結構な値幅で動きますので、移動平均線もかなり動くことになります
最近のGBPUSD 4H 20SMAで考えてみると・・・

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現在の価格1.3984ですが、20SMAはこの時に1.3839です
例えばこの20SMAで押し目買いをしようとして指値を今の移動平均線の数値1.3839に入れておくとします
しかし、実際にこの足ですぐに20SMAまで下げた場合は計算式としては
1.3839×20本=27.678 これが現在の足を含む20本分の終値の合計ですが、20本目である現在の価格が20SMAまで下げるとすると
1.3984-1.3839=0.0145
この分だけ現在動いている足の終値としての計算は下がることになります
よって
20本分の終値合計27.678-0.0145=27.6635となり、これをあらためて20本で割ると
27.6635÷20=1.383175となります
20SMAまで下げると、現在の移動平均線
1.3839から1.3831付近まで8pips変わります

8pipsくらいたいしたことない話のようですが、ロスカットを15pipsにしていると実際に移動平均線にタッチした時点でもう半分近くロスカットに近づいていることになります
ロスカット20pipsにしている場合でも、ほぼ半分食われていることになります

これは分かりやすくお話をするために特に移動平均線からの乖離が大きい部分を選んで取り上げていますが、移動平均線の数値が小さくなればもっと影響が出ます
20SMAとかよりも10SMAや5SMAのほうが影響を受けます
逆に100SMAや200SMAだと影響は小さくなります

まぁそんなことで、どうしてこういうお話をするかと言いますと、
のんびり移動平均線指値をしてたら、
おい!こら!動いとるやないかいっ!!
ってことになって、慌てたのでございます(笑)

今まであまり4時間足の移動平均線など凝視してませんでしたのでね

ちなみに、前回のお話の続きで言いますと、
普通のロジックで勝率55%くらいです
ひとつフィルターを加えると勝率70%になりますが、トレード回数が半減します
損益比率2:1(利益が損失の2倍の設定)なので、トレード回数が減ると実は・・・
勝率55%でも勝率70%でも利益はほとんど変わらない!
驚きの統計結果です
なるほど勝率よりも損益比率の方が大事とは、こういうことなのねと納得したところでございます

ちなみにバルサラの破産確率の表にあてはめますと、一度のリスクを資金の2%とした場合には、勝率40%で破産確率はほぼ0になりますので、勝率55%でも余裕なのですが。。。。負けるより勝ちたい、これまで勝率にこだわってきたごろごろトレーダーとしましては、ひとつフィルターを加えた勝率の高い方でいこうかなと思っておるところでございます
バルサラの破産確率については過去にも記事を書いていると思いますが、詳しくは・・・・
「ぐぐれ!」
ってことで、ググれば簡単に表が出てきますので必ずご自分の損益比率と勝率とを照らし合わせて、
破産確率0でトレードするようにしましょう!

まぁ損益比率1:1(利益と損失が同じ)の場合で勝率50%での破産確率は100%だということだけは何度も申し上げておきます
確定10pipsでロスカット10pipsで勝率50%だとトントンじゃないんですよ!
破産する確率100%なんですよ!
自分だけは大丈夫なんて思わないでよ。。。100%ってのは、100人やったら100人全員が破産するってことですよ
気を付けましょう~

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