今日の日銀金融政策決定会合の前後で国内FXと海外FXのスプレットを比較してみました
海外はAXIORY MT4スタンダード
国内は某「スキャルピング大歓迎」の業者
国内某業者のGBPUSDのスプレッドは普段は1.0pips固定だそうです
12:00以降見始めてからはずっと9.9pips以下にはなりませんでした
少なくと12:00~13:40までは9.9pips以上のスプレットで推移していることが分かります
なぜ10pipsではなく9.9pipsなのか?
なぜ最大も25pipsではなく24.9pipsなのか?
こういうところに悪意を感じるごろごろトレーでありました
つまり、本当はたいした理由なく決めているスプレッドであり、10pipsや25pipsにしないのは単なる印象操作であると感じました
AXIORYのMT4のスプレッドはECN直結のナノスプレッド口座のスプレッドに+1pipsのAXIORYの手数料を乗せたものです
つまり、ECNのスプレッドはここに表示されているAXIORYのスプレッドから1pipsを引いたものということになります
ずっと見ていただければ、AXIORYのスプレッドはそれほど変動していないことが分かります
つまりAXIORYのスプレッド表示が正しいとすれば、市場のスプレットはほとんど開いていないということになるわけです
ではなぜ国内のFX業者は約二時間にわたってこれほどトレードが出来ないほどスプレッドを広げたのでしょうか?
※ここからはやや悪意を持った想像です
(1)指標前にポジションを取った人が、万が一当たって利益を出すのを阻止するため
相対取引ですから、顧客に利益を出されると国内のFX会社は困るわけです
ですから、先にせめてスプレッドで損させておくか、ポジションを取る気をなくさせておくか。。。。。
(2)指標発表時に顧客の利益分をカバーしきれないから
変動が急激すぎてカバーが追い付かないので、その分をスプレッドに乗せて自分たちが損しないように担保しているのか?
トレードしても儲からないくらいスプレッドを広げて儲けが出ないようにしているか、やる気をなくさせているか
(3)ではなぜ普段のスプレッドはECNより狭いのか?
客寄せです
スプレッドが狭ければそれだけで得をしたように感じます
それが行き過ぎてECNでもあり得ないようなスプレッドを提示しているのではないか
では、普段はサービスなのか?
というと。。。。そこはノミ業者ですから、ほぼ顧客同士の注文を相殺することによって、市場でのスプレットが本当はいくらであろうが関係ないという商売ではないでしょうか
つまり、市場に流していないので、市場のスプレッドが1であろうが、2であろうが、3であろうが本来は全く関係ないということ
ただ、指標などで大きく動く時にはカバーしなければならなくなる、そうすると市場に注文を出さなくてはならなくなるので、そういう場合は「とんでもない」スプレッド表示になるのではないか
ごろごろトレーダーが考える悪意ある結論
普段は市場に注文を流していない
(顧客同士の注文を相殺している)
指標などで一方向に注文が偏りそうな時には、市場に注文を出してカバーしなければならなくなるので、その場合、つまり、本当に市場に注文を出している時だけいつもの「客寄せスプレッド」ではなくて「トンデモナイ」スプレッドになってくる
普段の指標の時でもスプレッドの広がりはECNよりも大きく、そして長いですが、今回の日銀金融政策決定会合の結果のように時間が決まっていない指標の場合には、こういうところにボロがミエミエになってしまうのでありましょう
スキャルピング禁止やスキャルピングで儲けると口座を凍結したりするという話を聞きますが、こう考えてみると当然のような気がします
金融庁は国内のFXのレバレッジを25倍に下げましたが、こんな店頭相対取引ならば25倍どころか禁止してもらいたいくらいです
「だから海外FXがいい」という話ではありません
海外FXにも問題のある業者は多数ありますし、何より国によって投資家が保護されていません
そうではなくて、いい業者はいい業者として、そして国内の業者でもノミ業者はノミ業者として。。。。
金融庁は線引きを間違っていると思うのですがね。。。。。
我々トレーダーは市場も業者も敵に回して勝つというのは難しいように思います
少なくとも味方の業者を見つけなくてはね。。。。。