「一年の計は元旦にあり」より大事なこと

一年の計は元旦にあり
　　　　　　　　　
お年玉をもらう前に「今年の目標」を言わされたものです。。。。
これを言わないとお年玉がもらえないので、必死に考えました
よくない伝統的思考を植え付けていただいたものです

ここで決めた目標の９９％が３日で破たんします
三日坊主ってやつですわ～（笑）

これって、ある意味で当然のことです

そもそも・・・
わたしたちは何かを「して」いるのではなくて、単に起こることを「体験」しているだけのようです
トレードも自分がやってるのではなくて・・・それを体験して結果も体験しているだけです
損も体験し尽くせば、なくなりますで・・・・
「もう十分に体験した、さて次の体験へ」
みたいなことで
ところが「体験しない人」というのは、体験したくないから逃げ回ります
悪いことからも逃げ回ります
必死で避けようとします
保険をかけまくります

今、生活が苦しいのであれば、その生活の苦しさを「ああ、今はこれを体験しているんだ」と認識すればいいのです
ところが、逃げ回る癖のついている人は、逃げるために「どうすればいいか」という「する」ことにばかりに思考が行ってしまうわけです
そして今起こっていることを体験せずに済む方法を模索します
これを
今に居るとか、居ないとか、とも言うそうですが・・・
これを「一年の計」などという伝統的・習慣的思考によって強化されてきました

結局は、体験するようになっていることを体験するようです
良寛さんは
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候　
　死ぬる時節には死ぬがよく候
　是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候」
と言われました
妙法まで教えてくれております

何を体験するかは本当の自分、真我とも神とも、大いなる一つの意識とも言う・・・・が、決めて現実に投影しているのであって、
悪いようにはせんでしょう～（笑）
それを体験したいから現実に映し出しているとするならば、体験しておくしかないのです
わたしたちの仕事は、災難を避けることではなくて、起こったことを快く体験し尽くすことのようです

オトクなものを引き寄せようなんてことは思わなくてもいいのです

「でも普段の努力は続けてください」
最後にこう言って責任逃れをする説法をする人が居ますが、ごろごろトレーダーは潔いので努力しなくてもいいと思っています
それって「する」ことだから。。。。結局同じです

努力と言う体験をするようになっているのであれば、そりゃすればいいと思います
ただし何かから逃れるための努力はやめたほうがいいと思います
うまく行かない人のほどんどはこれだと思います
どんなに努力しても報われません
どんなに寝ずに頑張っても無駄です
その本質は何かを体験せずに逃げることだからです

「アノ時の苦労があったから、今がある」
なんてよく聞きますが、解釈が間違っていないでしょうか？
その苦労を克服したからではなくて、正面から向き合って体験したからと解釈したほうがいいと思います
つまり、逃げなかったということです
普通の人は「その苦労を避ければ幸せになれる、成功する」と思いがちですが、単にそれは「体験し尽くした」から次の体験がやって来たに過ぎません

去年までうまく行ってない人は、
自分は何かから逃げ回っていないか？
と考えるところから今年はスタートされてはいかがでしょうか